インナードライとは、見た目ベタつく肌なのに内側は乾燥している、アンバランスな肌状態のことを指します。
オイリー肌の方も、実はインナードライに当てはまることが多いです。
今回は、インナードライの基礎知識についてご紹介いたします。
当てはまる?インナードライとは
インナードライとは、皮膚の表面は脂っぽいのに、内側部分は水分が足りていない肌状態のことを指します。
オイリー肌と感じている方こそ、実はインナードライに当てはまることがあるので注意です。
皮膚の表面は、十分に保湿されているはずなのに、笑った時ひきつる、つっぱる感じがする方もインナードライに当てはまりやすいです。
ぱっと見肌がテカテカしている方も、過剰な皮脂分泌を起こしている可能性があります。
肌を触ってみて、指にべっとりとした皮脂がつくか試してみましょう。
「メイクが崩れやすく手入れが欠かせない」「毛穴が大きく開く」部分も特徴的です。
乾燥肌の方は、水分量も皮脂量も少ない肌質を持ち合わせています。
インナードライの方は、水分量が少なく、皮脂量が過剰に分泌している状態が多いです。
インナードライは、鏡で見た時の不自然なてかりから推測することが可能です。
インナードライになる原因
アンバランスな肌状態、インナードライになる
原因とは、自身に合っていないスキンケアからきています。
「洗顔をしないで化粧水をつけている」「敏感肌なのに刺激が強い美容アイテムを使用している」などが挙げられます。
乾燥が気になる季節に、十分な保湿を行っていない方も注意です。
化粧水の後に、美容液、乳液などを念入りに塗るようにしましょう。
肌に負担がかかるスキンケアを行うことで、インナードライの肌質に変化しやすいです。
暴飲暴食、カロリーが高いものが好き、夜遅くまで起きている方も、肌トラブルを引き起こしやすいです。
長期的なストレスも自律神経が乱れる原因となります。
日々の生活習慣を整えることで、インナードライの肌質も良い方向に進む可能性があります。
インナードライのスキンケア
習慣的に取り入れやすいインナードライのスキンケアとは、クレンジング・洗顔をしっかり行うことです。
肌にメイクなどの余分な汚れが残ることで、過剰な皮脂量の分泌を引き起こす恐れがあります。
洗顔フォームはしっかり泡だてて、マッサージするような感覚で行いましょう。
最初から泡タイプで出てくる洗顔フォームもあります。
忙しい朝の時間帯は、ついつい洗顔にも力が入りやすいです。
できるだけ優しく、洗い流すようにしましょう。
しかし、ゆっくり時間をかけすぎても、余分な皮脂量まで取り除く恐れがあります。
「力のかけ方」と「丁寧さ」のバランスを取ることが大切です。
洗顔を終えた後は、肌の乾燥を防ぐために、しっかりと化粧水を塗るようにしましょう。
適量よりも多めの量を意識することで、肌全体に満遍なく潤いを与えられます。
「コラーゲン」「グリセリン」「天然ビタミンE」などの成分が含まれた化粧水は保湿効果が期待できます。
化粧水の後に「美容液」「乳液」をつけることも大切です。
化粧水のみでは、すぐに肌が水分不足に陥る可能性があります。
油分量が多い美容アイテムより「化粧水の水分の蒸発を防ぐ」保持機能があるものを重視して使いましょう。
インナードライのスキンケアは、自身に合う化粧品を使うことも大切です。
肌をすこやかな状態に保つアイテムを見つけるために、ネットの口コミを参考にする方法もおすすめです。
実際に化粧品を扱う店舗に出向き、プロの方からアドバイスを受ける方法も有効的と言えます。
インナードライとは「肌の内側の水分量が減少している状態」
インナードライとは、肌表面はオイリー肌を連想させるのに、角層は潤い不足の状態を指すことです。
肌がべたつきやすい方ほど、知らずのうちにインナードライ状態に陥っている可能性が高いと言えます。
インナードライ対策には、規則正しい生活、丁寧な洗顔、そして十分な保湿を与えることが大切です。
コメント