「化粧水を変えたらヒリヒリするようになった」という経験はありませんか?
化粧水がヒリヒリした場合は、そのまま使い続けるのではなく、使っている化粧水やケア方法などを見直す必要があります。
この記事では、化粧水がヒリヒリする原因と対処法について紹介していきます。
化粧水がヒリヒリする原因とは?
化粧水がヒリヒリする原因として、次の2点が挙げられます。
- 肌のバリア機能が低下している
- 化粧水が肌に合っていない
2つの原因について詳しく解説します。
肌のバリア機能が低下している
肌は一番外側から順に、表皮、真皮、皮下組織の3つの層で構成されています。表皮の一番外側にある角層には、バリア機能があります。
バリア機能は、天然保湿因子や細胞間脂質、皮脂膜という3つの成分によって保たれています。バリア機能が正常にはたらいていると、水分の蒸発を防いだり、外部刺激から肌を守ったりすることができるのです。
しかし、摩擦による刺激や乾燥、紫外線などの影響を受けると、バリア機能は低下します。バリア機能が低下すると、肌は刺激を受けやすく敏感な状態になってしまうのです。
化粧水が肌に合っていない
化粧水によっては、防腐剤や界面活性剤などが配合されているものがあります。防腐剤や界面活性剤、アルコールや香料などの成分が配合された化粧水は、敏感肌の方には合わない場合があります。
また、他にも自分には合わない成分が入っている可能性もあるのです。
バリア機能が低下していると、今まで普通に使えていた成分でも刺激を感じることがあります。
化粧水がヒリヒリするときの対処法
化粧水がヒリヒリするときは、普段のスキンケア方法や使っている化粧水を見直すことが大切です。具体的に、どのように対処したら良いか紹介します。
敏感肌向けの化粧水に変える
化粧水を使ってヒリヒリする刺激を感じたり、かゆみが起きたりしたときは、その化粧水の使用を中止しましょう。
そして、なるべく敏感肌向けの化粧水を使うことをおすすめします。敏感肌向けの化粧水には、パラベンやアルコール、着色料や香料などが無添加のアイテムが多くあります。
化粧水を選ぶときは、「敏感肌向け」「低刺激」などと記載されているかどうかチェックしましょう。
肌を強くこすらない
肌を強くこすると、その摩擦による刺激でバリア機能が低下してしまう可能性があります。バリア機能の低下を防ぐために、毎日の洗顔やスキンケアでは肌をこすらないように十分に注意しましょう。
洗顔料は、しっかりと泡立ててから使うと、肌を強くこすらずに洗うことができます。化粧水や乳液をつけるときは、コットンを使うと摩擦が起きてしまう可能性があるため、敏感肌の方は手でつけることをおすすめします。
また、スクラブやピーリングを頻繁にしてしまうと、肌に負担をかけてしまうため注意しましょう。
肌を十分に保湿する
バリア機能を整えるためには、毎日のスキンケアでしっかりと保湿することが大切です。
スキンケアで使うアイテムは、セラミドやヒアルロン酸、スクワランなどの保湿成分が配合されているものを選ぶことをおすすめします。
化粧水は手のひらで温めてから肌になじませると、角層までより浸透しやすくなります。化粧水だけでなく乳液やクリームも使って、与えた潤いをキープしましょう。
紫外線対策をする
日焼けすると肌の乾燥を招き、バリア機能の低下に繋がる可能性があります。
日焼け止めや日傘、帽子などを活用して、紫外線によるダメージから肌を守りましょう。敏感肌の方は、なるべく低刺激処方の日焼け止めを選ぶようにしましょう。
化粧水がヒリヒリしたらスキンケアとアイテムを見直そう
化粧水がヒリヒリするときは、バリア機能が低下している可能性や、化粧水が肌に合っていない可能性があります。
化粧水を使ってヒリヒリしたら使用を中止し、敏感肌向けの化粧水の使用を検討することをおすすめします。また、普段から肌をこすらないことや保湿、紫外線対策をして肌を守りましょう。
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